アメリカ合衆国では、すべてのサイエントロジー教会および関連するすべての社会改善活動が非課税であり、慈善目的のためにのみ組織されていると認識されています。
内国歳入庁(IRS)は2年間にわたり、教会の世界各地でのすべての活動を含め、前代未聞の規模と詳細さによる審査を行った末に、1993年10月1日に裁定書を発行しました。サイエントロジー宗教の母教会である国際サイエントロジー教会に加え、150の関連教会、ミッション、社会改善団体に対し、非課税の宗教・慈善団体の地位を認定しました。しかも、これらはすべて別々の団体として認定されたのです。 IRSはまた、あらゆる国のすべてのサイエントロジストが加入できる会員制組織である国際サイエントロジスト協会にも慈善・宗教団体の地位を認定しました。
非課税団体を管轄する最高ランクの行政官たちの監督下で行われたこの厳しい審査を通じて、IRSは同教会がもっぱら宗教的目的と慈善活動のために運営されていると結論付けました。
合衆国政府の裁定により、以下の事柄が認証されました。(1) サイエントロジーは正真正銘の宗教である。(2) サイエントロジー宗教とそれに関連する慈善的または教育的施設は、公認の宗教目的にのみ基づいて運営される。(3) サイエントロジー教会とそれに関連する慈善的または教育的施設は、私益のためではなく公益のために運営される。(4) これらサイエントロジー教会とその関連する慈善的または教育的施設の純利益は、いかなる個人または非慈善団体の利益のためにも使用されることはない。
IRSはまた、確立された宗教の教義、教典、宗教的な履歴が存在し、聖職者の資格認定と叙任が存在し、かつ信者から成る宗教的集団が存在することを要するという基準に基づいて、サイエントロジー教会は「教会」であると認定しました。
この宗教の聖職者も、アメリカ国務省と米国移民帰化局のサイエントロジーは正真正銘の宗教であるという裁定により、聖職者としての在留資格を与えられました。 サイエントロジーは、アメリカ合衆国の連邦政府、州政府、地域自治体のすべてで正式に宗教として認められています。
サイエントロジーは、アメリカで行われた数々の裁判で、例外なく宗教として認められました。 過去45年間に行われたどの裁判においてもアメリカ合衆国の裁判所の判断は一貫しています。サイエントロジーは正真正銘の宗教であり、その信条と実践は本質的に宗教的であり、合衆国憲法の下で保護されている、というものです。典型的な例として、1993年9月に合衆国第11巡回区控訴裁判所が、サイエントロジーが創設されて以来のアメリカにおけるあらゆる司法判断の記録を検討し、以下の事実に議論の余地はないと裁定しました。
「[サイエントロジーが] 正真正銘の宗教であるということに対する反論となるような正真正銘の事実は何も存在しない。」
同様に、1983年1月、サイエントロジー創立教会ワシントンDC 対 連邦捜査局長官の訴訟において、合衆国コロンビア特別区地方裁判所は以下の判決を下しました。
「サイエントロジー教会は、カトリック、プロテスタント等、アメリカ合衆国内のあらゆる確立された宗教あるいは宗派と同様に扱われなければならない。」
このように、アメリカ合衆国では、サイエントロジー教会はもっぱら宗教的目的と慈善活動のために組織されていると認定されています。 アメリカでこのような公的な認知を得ていることは特に意義深いことです。この教会の最上層部と運営本部に加えて、すべてのサイエントロジストにとってサイエントロジー宗教の総本山である世界最大のサイエントロジー教会もアメリカに設置されているからです。 したがって、この宗教を完全に認知し、受容するという合衆国の判断には大きな重みがあると言えるでしょう。
「私たちは、貴団体を内国歳入法の条項 501(a) に基づき、条項 501(c)(3) で述べられている組織であるとして連邦所得税を免除します。」