スコットランドでは、宗教団体の登記のための必要条件は一切設けられていません。 ただし、法的拘束力のある宗教的な結婚式を行う聖職者を登録するという形で、宗教を認可しています。 スコットランドで宗教的な結婚式を挙げるには、聖職者が宗教的婚礼の司祭として登録されていなければなりません。 司祭の登録は、1977年スコットランド結婚法の第9条によって規定されています。 これにより、スコットランド国教会やリストに入っている複数の宗派以外の宗教団体も、その団体のメンバーの誰かを結婚式の司祭として登録したい場合に、その人物を戸籍本庁に推薦することができます。 上記第9条の2項には、戸籍長官は以下のような場合には登録を却下すべきであると規定されています。推薦してきた団体が(長官の判断によれば)宗教団体ではない。用いられる結婚式の形式が適切ではない。推薦された人物が結婚式の司祭を行うにはふさわしくない。また、その団体がすでにこの条項に基づいて、その団体の必要を満たすのに十分な数の司祭を登録している場合もです。
2007年2月28日、スコットランド戸籍本庁は、サイエントロジーの聖職者がスコットランドでサイエントロジーの結婚式を執り行うことを承認しました。 サイエントロジーの聖職者は、結婚式の司祭を認可されていることを示すという目的で、宗教の聖職者としてスコットランドの登記簿に登記されています。
「先日貴教会が届け出た、サウスブリッジ20番地で [聖職者] が結婚式を執り行うための認可申請は…戸籍長官によって受理されました。」